息苦しい

兵庫県小野市の「生活保護のギャンブル規制」の話。
なんとも息苦しいなと。なにより「通報の責務」ってのがイヤだなと。
試験監督やっていて、一番にらみを利かすことができる場所は「教室のうしろ」なんですよね。実は、うしろにいたら、寝ていてもにらみをきかすことができます。
つまり、大切なのは「見られている」という事実ではなく「見られているかもしれない」という警戒心というか恐怖心というか、そういうものを与えることなんです。
それと同じにおいを感じます。
でも、自分のすべての行為が「見られているかもしれない」と感じさせられるなんて。まさに監視社会です。そして、市民が市民を監視する時、「善意の市民」こそが監視をするんですよね。同時に「通報される人」を「非市民」へと定義づける。そして、その行為に疑いの余地はない。なぜなら「善」と信じているからです。
ちなみに、監視社会は監視する側も実は監視されている。「あの人、知っていて通報しなかった」みたいなプレッシャーが出てくる。
これ、かつては「癩患者*1」の隔離政策の時と同じかなと思います。
てか、すでに外国人には「改定入管法」以降、「就労条件」にかかわって、この手の監視ははじまっているんですけどね。
なんしか息苦しいな。
「市民」ではあるけど、「通報」なんてしたくないしされたくもない。
ちなみにいまは「生活保護受給者バッシング」の時期ですからそこが叩かれていますが、そのうち教員にも来るんじゃないかと。
「聖職者たる先生が、平日呑んでた」
と通報されて処分とか。そんなことになったら生きていけないじゃないですか(T_T)。

*1:ここはあえて漢字です

薫り華やぐ…。

2月が駈け抜けていこうとしているので、「薫り華やぐヱビス」を買ってみました。
うーん。たしかにその通りです。「軽っ」と思いながらも「ほんとに薫りがあるな」と。もちろん、香料の感じじゃなくてね。
まぁ、いろんな考えがあるでしょうが、わたしとしては「あのヱビス」が対局にあるこういうものをつくるというのは、ひとつのチャレンジかなと思っています。
「こんなのもつくれるよ」
と。だからこそ、ヱビスはあえてあの味を選択しているってことを示せるのかなと。
まぁ、そんなことを思いました。

忙しいのかヒマなのか

2月も最終日。当然のことながら、すでに試験範囲は終わっているので、プリント学習です。ちなみに、プリント学習は楽だけど、根本的にはキライです(笑)。
で、基本は教えあいなので、授業時間はけっこうヒマです。せっかくなので「14歳からの哲学」を持っていって、質問の合間にペラペラめくっていました。
と、前の方の子が、関心を示してきたので
「この本、すごくいいよ」
と宣伝。すると
「哲学ってなにするの?」
という高尚な質問^^;;。
「うーん。わたしってなんだろうとか、わたしが存在するってなんだろうとか、存在するって考えているけど、その考えるってなんだろうとかを考える学問かな」
と答えておきました。ちなみに、正解は知らないです(笑)。
「ふーん。むずかしそう」
「うん。でも楽しいよ(^^)」
「ふーん…(^^)」
みたいな会話。
教員やっていて、ほんの少し心が暖まる瞬間です。

さて、あしたは卒業式です。なので、今日の後半は卒業式準備関連の仕事。
放送担当は、基本的には「いる」ことが仕事です。用意が周到であればあるほどなにもない。なにもないということは、ヒマです(笑)。でも、その時がヒマになるように事前に用意*1をしているわけで。てか、わたしが忙しくしたら、式はメチャクチャになりますね(笑)。
てことで、今日も秘密の待機場所でグダグダしながらヒマな時間を過ごしました。
さてと。あしたはスーツコスプレかぁ(T_T)。

*1:含む、生徒を鍛える