つい出来心で…

昼ごはんは、ずっとくすぶっていた思いをはらすべく天一へ(笑)。スープを全部すすりきって、やっと満足。
で、D大学へ。今日は「日本教育社会学会」なるものが開催されているとかで、かなりそそられるものがあって行ってみることにしました。
参加したのは「教育をめぐる排除と包摂」なる分科会。
会場に入ると、知っている人は数名いるはものの、学者さんと学者さんの卵ばっかりです。完全にアウェイです(笑)。
で、いろいろ話を聞いていたのですが、なんとも落ち着きが悪いです。いや、切れ込み方というか、問題意識というか、そのあたりはすごくおもしろいです。そして分析についても
「へー。ほー」
という感じです。ところが、最後のあたりが
「んー(-_-#)」
という感じなんですね。
簡単に言うと「教育」にかかわる分科会ですから、当然のように対象が「学校」になります。で、何か問題があれば「学校が悪い」と、こうなるわけです。いや、こんなに単純な切り方ではないのですが、でも結局そういう話なんですね。
てことで、総括討論の時に、とうとう発言。
「学校ってなんですか?」
つまり、研究者の方々の発言を聞いていると、個々の教員や学校レベルの話と、教育行政レベルの話と、法例上の話と、その他諸々さまざまなレベルの話がゴチャゴチャになって「学校」と言っておられるように聞こえてきて、まったく理解ができなくなるんです。であるにもかかわらず、それらがすべて個々の教員の資質あたりにかぶせられてきているように聞こえて、それが落ち着きの悪さにつながっているように思われてきたのです。極めつけは、とある質問の中で
「この分科会で言う「排除」とは、具体的に「誰が」「なんのために」ということを明確にできるようなものですが、あなたのいう「排除」とは「誰が」「なんのために」しているのかが不明確。そこを教えてほしい」
という鋭いツッコミに対して、少々口ごもったあとに
「誰がということであれば…。やっぱり学校の教員」
と返事をされました。いや、全国に約42万人の教員がいるのですが、この返事はあまりにも雑かなと。
おもしろさと居心地の悪さが同居する研究会でしたねぇ。でも、「おもしろさ」を大切にしようかな。

長い一日のはじまり→レポート

ふと目が覚めると、まだ暗いです。時計を見ると4時半。何が悲しくて休みの日にこんなに早起き。
でも、昨日落ちたので、今朝やるしかありません。となりの人の邪魔にならないようにディスプレイの向きを考えながら、レポート作成開始。すでに頭の中にアウトラインはできているので、それにあわせてブロックを入れ換えたり言葉を追加していったりするだけの、まぁある意味作業です。でもこの作業、やっぱり時間と「ひとり」という空間がなければなかなかでなきません。
で、6時半くらいに完成。
とりあえずプリントアウトして、メールで送って、しばらくゴロゴロ。いや、二度寝したいんですが、できないんですよね^^;;。
で、朝ごはんを食べて出発。締め切りに遅れたので、まずは増し刷りです。その後、集会会場へ。まだあいさつの最中。とりあえずだいたい間にあいました。
その後、いろいろ他の人のレポートがあって、わたしもレポート。にしても、他の人、項目だけのレジュメなのに、なんでわたし、睡眠時間をけずってまで文章書いてるんだ?まぁええか。これも勉強かな。
にしても、自分のテンションがおかしいです。なんか、すごく投げやりな感じ。イライラしています。なので、言葉を放り出す感じです。こういう発表はよくないなぁと思うのですが、とまりません。なんか、悪いことしたなぁ…。
で、インターバルを入れて、ランチョンセミナー風のレポート開始。こんどはにこやかに話すことができました。まぁこちら*1がもともと出そうとしていたものやし、そんなもんかな…。

*1:「チープな教具で楽しい数学」ってレポート。わたしにとっては初の教科教育にかかわるレポートです

でも、まだ残ってる

家に帰って、お風呂に入って、家族でかんぱーい!
さて、ご飯もすんだしレポートだ…。
ね、眠い。限界…。あしたやな…。って、レポートあしたやん、どうすんねん…。と思っているうちに落ちてしまいました。

今日意見を言うと来週がこわいんだけど…

で、電車に乗って、おべんきょ場所へ。今日は他の人がまとめをしてくれているので、わたしは聞きながら意見を言うだけ。でも、来週がわたしの担当なので、ここでへたに意見を言うと、来週反撃されるかも。だまっていよう。と思っても、しゃべってしまうのが悲しい性です。でも、まぁ盛り上がったからええか。気がついたら、正規の時間を40分オーバー。
みんなで教室を出ながら
「他の人は今頃打ち上げでしょ?」
「お酒飲んでますねぇ」
「今から行くんですか?」
「いえいえ、そのかわりにとっても楽しい時間が過ごせたので満足です」
いや、掛け値なしにそうなんですよね。
楽しい時間が過ごせました。さて、家に帰って、家族で打ち上げだ。

いい天気だ!けど…。

今日は先週順延になった体育祭です。
体育祭と言えば、放送がつきもの。しかも、うちの職場のグランドには放送施設がありません。てことは、完全に仮設のをつくらなきゃなりません。
全員の集合時間が8時半。てことは、放送部の集合時間は…。6時半か…。
無理です。でも、7時には行きたい。となると…。5時起きの5時半発ですか。
ふらふらの状態で、とにかくガッコに到着。とりあえず、生徒が荷物を運びはじめているのを見て一安心。あとは一緒になってあーだこーだしていると、なんとなく8時過ぎには音が出るようになってました。よかったよかった。

あとは、ひたすらテントの中でウダウダとメールのやりとりをしたり、夜の準備のペーパー読みをしたり。にしても、眠い。文字を読むと、眠さがガツンと襲ってきます。気がつくと、ペーパーを落としてましたよ(T_T)。
にしても、あしたしなくちゃならないレポートがまったくできていません。いったいどうするんだ→自分

昼休みになんとかレポートを一本仕上げて、ふたたびグランドへ。
で、焦りとも怠惰とも緊張とも、なんとも言えない気分のまま、時間は過ぎていきます。まったくデスクワークはできません。とはいえ、他の人はわたしよりもっと大変な仕事をしているんだから、文句は言えますまい。ただ、個人的には日が悪すぎる(T_T)。
てことで、4時ごろに全日程終了。
さぁ、崩した!
で、30分ほどで崩し終了。今年は早いな。

ぶっ飛ぶってこのことか…

今日は授業と体育祭準備に明け暮れて、デスクワークがほとんどできませんでした。レポート(T_T)。原稿(T_T)。おべんきょの準備(T_T)。
なのに、なぜか大阪で呑み。
だって、N成高校のH下ちゃんの誘いとあれば断るわけにはいきません。
てことで、待ち合わせの飲み屋に直行。こういう時のための電車通勤やなぁと、ちょっとうれしくなります。
しばらく待っているとK島高校のS々木さんが来られました。
「去年の全同教で喝入れてはりましたね」
「んなことしてませんってば。ちょっと質問しただけです」
みたいな会話をしていると、ボチボチと人が集まりはじめました。
やがて、本日のメインゲスト?のM田さん登場。地元ですごい活動をされている方とのことです。ちなみに、スイッチがはいるとたいへんとのことなので、今日の目標はスイッチを入れないことです(笑)。
M田さん、入ってくるなり言いたい放題です。あまりにも気持ちよすぎます。ついついこちらのスイッチが入ってしまいます。第二のふるさとでのことや、交流会のことなど、実践と言えるかどうかはわからないけど、やってきたことを紹介しながら話にからんでしまいたくなります。
向こうのスイッチを入れる前に、こっちが入ってしまいました^^;;。
それにしても、あまりにも考えていること、やっていることがすごいので、さらにからんでみました。
「M田さん、そんだけやりたい放題してたら、後継者いないでしょ。どないするんです?つくろうと思ってないんですか」
答えは
「そんなもん、考えてへん」
のひとこと。
「後継者をつくろうなんて思ったら、政治的になる。「お前、後継者な」とか指名したりするんやろ。お山の大将になる」
なるほど。と、S々木さん。
「そうですねん。で、こういう人に感化されて、僕ら「この人を生かさなあかん」と思って広げるんですよ」
すげえ!すごいよ!
好きだからやってる。やりたいことをやる。そして、それに執着しない。そんなM田さんだからこそ、人が集まってくるのか…。
すごい人と会わせてもらいました。
ありがと!H下ちゃん。今日は会えなかったけど、また呑みましょう。

泣き言な一日

そろそろ東九条マダンの買い出しをはじめなくちゃならない時期になってきました。なので、今日も泣く泣く車で出勤。なんか最近、ほんとに電車通勤が好きになったなぁ。
で、車の中ではなんにもできず、途中の買い出し場所へ。ありゃ、まだあいてない。
「来たのが早すぎるのかなぁ」
と前で時間をつぶしていたら、おじさまが来て
「水曜日は休みやで」
と、優しくもショックな言葉をかけてくださいました。あーあ、これで来週もう一回車出勤が決定やなぁ。まぁ、それはそれで用事をつくるからいいですけどね。
と、買い出し先の本店があることを発見!電話してみると6時まであいてることがわかりました。ラッキー!
続いて肉の手配です。
「あの…。去年お願いした…」
「あぁ!あの!」
「今年もお願いしたいんですが…」
「いま扱ってないんですよ」
「え…(T_T)」
とりあえず、混乱したまま、頼りの綱S谷さんにメール。すぐに電話がかかってきて、
「とにかく探してあげるし、ちょっと時間ちょうだい」
とのことです。ふぅ。

で、ふと気づきました。二時間目の授業、校長来るじゃん(笑)。まぁええです。これ以上評価が下がることはないはないし、そう考えたら無敵です(笑)。

放課後になると、この間痛めたっぽい背中のスジは痛くなってくるし、レポートは書けないし、補習授業にきた生徒は一人だけだし。

それでも気を取り直して朝行きそこねた買い出し場所の本店へ。
「あの、○○ください」
「あ、それないんです」
どうやら支店のほうがものがたくさんあるとか。やっぱり車出勤確定です。

ちなみに、パートナーにメールしたら
「ミーティング中に、クスクス笑いながら読んだ」
という返事。そら笑えるわなぁ。
とにかく、家に帰って、ビール呑んで寝よう。

ピキッときたこととか

その後、「おべんきょ場所」に移動。きょうも9時10分までの長丁場です。

まずは一発目。
今日も居酒屋で論議をしているような調子のおべんきょです。でも、考えてみるとすごいです。その時その時におべんきょ仲間とやりとりしながら、論議の中で修正を加えながらもレジュメに従っておべんきょが進んでいくんです。で、必ずといっていいほど、いまセンセが考える最前線の話が顔を出します。たぶんこれ、なかなかできない気がします。で、まさにこのセンセは、
「授業(講義)って、あるいは教育って、本来こういうふうにマネージメントしにくいものである」
ってことを地でやっているのかなと。いや、すべてがマネージメントしにくいのではなく、マネージメントできるところもあります。で、できるところとできないところの峻別をいかにするか。で、できるところはすればいいけど、できないところまでマネージメントしようとすると歪が出てくるという話なんですけどね。
で、たぶんそうであるためには、一見グダグダな居酒屋調があえての選択なのかもしれません。
てな感じで終了。

続いて二発目。
こちらはこちらで、そうとう頭を使います。考えないと少人数討論とか、急なご指名に答えられません。そうそう、考えるだけじゃなくて、発言には知識も必要です。とある別グループのおべんきょ仲間が、中国人留学生に対して
「N教組って、K産党で」
って説明しているのが聞こえてきて、思わず
「ピキッ」
って言ったら、センセから
「いまは小グループ討論だから」
って怒られちゃいました_| ̄|○
ま、そんなハプニングもありながら、このおべんきょ時間が人気あるのがわかってきました。ものの考え方や捉え方に幅を持たせてくれる気がします。

にしても、二発終わる頃には身体も頭もクタクタです。元気なのは心だけ(笑)。
さて、帰ってビール飲みながら、パートナーに今日の報告しなくちゃ。きっとパートナーもいろいろあるだろうしね。

お散歩とか

今日は滋賀県にある「お肉の町」のフィールドワーク&講演です。にもかかわらず、こんな日に限って雨!それも警報出ています。やはり日頃の行いの悪さかなぁ^^;;。しかも、JR神戸線で人身事故!ダイヤ乱れまくりらしいです。まぁ、わたしは車に乗せてもらったので関係ないのですが、他の参加者が大変です。
それでもなんとか予定通りの時間に開始。
まずは地元の会館の中にある歴史資料館の見学。なんというか、おどろきです。いろんな資料が、あまりやる気なく(笑)おいてあります。でも、かなり貴重な資料です。まぁ「町史」も出ていることですから、基本的にはすでに既知のものでしょうけど、それでも興味深いものが多々あります。
その後、雨もこやみになってきたので、お散歩開始。講師のM下さん、いちいち
「ぬくいなぁ(笑)」「でも雨でよかった。人が出てへん。人がいたら「見せもんちゃうで!」て言われる」
と、いちいちあさって方向のギャグを飛ばします。それで笑う人、たいがいやし(笑)
「ここ、百貨店がふたつもあるんです(笑)」
とか
「このあたり、昔はパチンコ屋とか映画館がありました」
とか、かつてほんとうに栄えていたことがわかります。というか、今もお店がメッチャ多いです。
「ここの町にいたら、外に行かなくても生活できるんです。だから、一歩も出たことない人が「差別ってまだあるんや」って言わはるんです」
うんうん。そういえば、かつて山口にいるK口くんも、ばぁやんのことで同じことを言っていたなぁ。
やがて、M下くんの職場の食肉加工会社に到着。社長さんが快く冷蔵庫の中の枝肉を見せてくださいました。
かつてわたしはこのムラの屠場を見学させていただいたことがあります。あの時、
「牛を割るって芸術やなぁ」
と思いました。その同じ経験をみなさんにしてもらいたかったのですが、いまはなかなか屠場の見学ができません。そういえば、もうひとつ感動したのが自動車解体業だったのですが、あれもいまは芸術じゃなくなっているみたいです。
でも、冷蔵庫の中の枝肉を見た瞬間、みなさんのテンションが一気にあがりました。そりゃそうです。せいぜいが本やテレビの中でしか見られない光景が目の前にあるんですから。
続いてムラの神社に行きました。この神社、まさにムラの神社なんです。すごく珍しいです。でも、M下さんはそんなことおかまいなしに神馬を指して
「サイボシ」
とか言ってます(笑)。この人、ダメです。
で、フィールドワーク終了。お昼ごはんの時間ですが、M下さん
「このへんに食堂ないので、あそこのスーパーでなんか買ってください。地元に金、落としていってください(笑)」
と、郷土愛あふれる案内です。

午後からは、M下さんの講演。
とりあえずモノマネから入ってきたのにはビックリしたけど、なかなかのものです。で、生い立ちとか、ムラの思い出とか、その中で考えてきたこととか、今やっていることとか。とおり一遍といえばそうかもしれないけど、どの青年の言葉ひとつとっても、それぞれがそれぞれの生い立ちの中を通して「いま」を生きていることが伝わってきます。その共通点からいかに学べるか、小さな違いをいかにして見つけそこから学べるかは、講演者の問題ではなく、わたしたち聞く側の問題かなぁと、いつも思います。
ちなみにM下さんの話を聞くのははじめてでしたが、うん、よかった!モノマネもうまかったし(笑)
てことで、楽しく充実した一日を過ごさせていただきました。
M下さん、ありがと!また総括呑み会しようね*1

*1:参加希望の方は連絡ください(笑)

はじめての経験

月曜日はとりわけハードなおべんきょです。なんしか、おべんきょ仲間は、わたしともうひとりのふたりだけ。本来は二人で交代ごうたいに発表しなきゃならないみたいなんですが、センセとっても優しい方で
「ふたりじゃきついだろうから、わたしもしてあげよう」
と、大幅に負担を軽減してくださいました。とはいえ、発表はまわってきます。それが今日。
もともと理系の大学で劣等生だったわたしとしては、こういう日常的に発表がをするおべんきょの経験はありません。完全に
「発表って、なにをするんだ?」
状態です。
なんしか、ここ2週間ほど少しだけ準備をしたのと、最後の追い込みで補足したレジュメをもって、なんしか発表に挑戦。あとはグダグダと知っていることを話してごまかしたり、鋭いツッコミにたじろぎながら返したり。そんなことをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

ふー、終わったという弛緩感はたまりません。今日のビールはうまいだろうなぁ…。