1学期のメインイベント

今日は3学年一斉の人権学習の日。かつては担当者がふたりいたけど、いまは基本ひとり。これで全校生徒の学習をまわすのは、ある意味無謀という気がします。まぁ、この体制になって3年目になったので、かなりわかってくれる人もいて、すごく協力的な人もずいぶんと増えました。例えば、資料の印刷なんかは、ほとんどみなさんがやってくれたしね。
印刷って、ひとクラス分だけなら、今日日の印刷機は優れものなんで、あっという間に終わります。でも、それが一学年分とか三学年分になると、なかなかの量になります。たぶん
「印刷しといて」
という人にとってはたいしたことはないと思う仕事量なんでしょうけど、それが集まるとえらいことになります。なので、
「こっちでやっとくよ」
のひとことが、どれほどの気持ちの余裕につながるかははかりしれません。
でもねぇ、とうぜん負のオーラも感じるわけです。
負のオーラって影響力が半端ないです。さまざまな正のオーラが感じられなくなるほど影響力があります。んー、例えて言うなら、おいしいご飯を食べてる時に隣の席から流れてくるタバコの煙みたいな。同じ席の人は気を使ってくれるから大丈夫なんですが、隣の席の人が気にしてくれることはほとんどないですからねぇ*1
は、おいといて…。
でも、すこしへこみ気味になったところで、またいろいろ慰めてくれる人もいたりして、それでようやくバランスがとれるわけで。

で、いよいよ午後から本番。
今年の2年生の講演は徳島から「大湾さん」に来ていただきました。
うまいですねぇ。なんというか、感じとしてはオムニバスって感じでしょうか。小さなトピックを少しずつ投げながら、共感の可能性を探る感じかな。だから、「ここはわからなかったけど、あそこはわかった」みたいなことが可能になります。
こんな人が
「いつきさんから頼まれたら断れない」
と、ふたつ返事で言ってくださることも、すごく大きな支えなんだよなぁ。だって、夜は徳島に帰ってミニバスの指導するとか、あしたは愛媛に行かなくちゃならないとか、メチャクチャ忙しいのに、講演後に話に来た生徒とていねいにかかわってくださるし。

ふむ、正のオーラを感じはじめたら、少し元気になってきた。

*1:月曜日の「呑み」のことを思い出しただけ