で、こちらが本番(笑)

その後、京都駅に移動して、いつものお店ヘ。店員さん
「いつものおつれさんじゃないですね」
って、誰だよ、いつものおつれさんって(笑)。
しばらくしたら、研究会の事務局長が登場。なんだかんだとしゃべってたけど、遠方から来ておられるので帰られました。かわって来てくれたのがBんちゃん。えらい濃いぃ話をしていた気がするのですが、すでにほとんど記憶がありません。
なんか、最後は宮前さんと
「シィッ」
とか言いながら帰ったわけですが、もう、家に付いたら爆睡でした。

気になってたんですよ

総会の片づけをして、宮前さんとお散歩開始。今回向かうのは、総会会場から2kmほど離れたところにある「子守歌」で有名なT地区です。
ここ、前々から気になっている店がありまして。とにかく、店の前には鍋がひとつ。その横には七輪。夕方になると、地元のおじさまたちが飲んでおられます。もう、今日みたいなチャンス!行くしかありません。
その店で見たものはこれ。

ホルモンのおでんです。入っているのは、ジャガイモ、コンニャク、フク、ハチノス、センマイといったところでしょうか。そのスープの色を見ると、あきらかにダシは継ぎ足しながら大切に育てておられることがわかります。まさにおたふくの対極にあります。味の方も、「濃厚」のひとことです。しかも、値段が安い。一皿200円です。驚愕です。
お店の冷蔵庫を見ると、ホルモン好きには宝の山です。
七輪ではおばあさんがお肉を焼いています。
「これな、テッチャン、これはレバー、これはハツ」
テッチャンの厚みが半端ないです。
いやぁ、いいお店です!またこよう!

とうとう来たか

で、講演の前に宮前さんと合流して、最初に聞いた話が「リバティおおさか補助金打ち切り」の話。人権博物館なのに「人権に偏りすぎ」として補助金を打ち切るって、もうあいた口がふさがらないというか、そもそも、家庭教育支援条例案の一件からもわかるように、「リバティおおさか、あなたがたこそ必要なんちゃうん」というツッコミすらできる気がするのですが…。
でも、なによりこわいのは、「維新の会だけでなく、それをよしとする善意の人々」の存在やなぁと。結局、ハンセン病への隔離政策と、内容こそ違えども、同じことが起こっている。
そもそも、リバティが補助金なしで運営できる世の中なら、リバティのような施設は存在意義がぜんぜん違うわけで、補助金が必要だからこそ存在意義があると思うのですが。
ついでに言うと、というか、「ついで」じゃダメな話なんですが、大阪はリバティみたいなのをつくってきたわけですが、例えば京都だと、「丹波マンガン記念館」にはまったく補助をしてこなかったわけで、打ち切り以前の話もあるかと。
いずれにしろ、存続の方策を模索中という話もあるので、またわかったらアナウンスしなくちゃなと。

ハンセン病に見る排除と隔離について

今日は某研究会の総会。いつものように、わたしは録音録画の担当です。でも、電車通勤に切り替えたし、はたしてできるだろうか…。必要な荷物は…。
mp3レコーダー、ビデオカメラと三脚、パソコン、プロジェクタ、あとはケーブル類。荷物でかっ!重っ!

それでもなんとか会場まで担いでいきました。
午前は総会なんで、まぁボチボチ。午後が宮前さんによる記念講演です。
内容はこの時の話をかなりていねいにされた感じです。あの時も感じたんですけど、
「排除と隔離を生み出したのは、隔離政策だけではなく、善意の人々の存在・行動」
って観点は大事だなぁと思います。ただ、大切なのは「だけでなく」っていうところだと思います。でないと、下手すると
「善意の人々に支えられた隔離政策」
っていうふうに話をすりかえて、そこから「隔離政策は根底的には人々が要求していた」みたいにして、正当性みたいなところに話を持っていかれかねない。
政治か大衆かというとらえかたじゃなくて、政治と大衆がどうからみあって、互いが互いを補強しあってきたのかみたいな観点で見ていく必要があるんだろうなと思いました。もっとも、そういう見方をすると、絶望的になりそうな気もしますが(;_;)。