100%のむずかしさ

今日は三田市内の某小学校の教職員研修会です。
とりあえずパートナーに握ってもらったおにぎりをぱくつきながら電車で向かいます。で、駅からちょこっと歩いたら到着。出迎えてくださったのは、知っている人です。でも名前が…。あ、結婚されたんですか…(笑)。
このNさん、校長さんの
「いつきさんの話は前にも聞かれたんですか?」
の問いに平然と
「えぇ、今日で3回目です」
と答えられます。もう飽きたでしょう(笑)。
そうこうするうちに時間になって会場へ。
今日は机の配置が「ロの字型」になっています。もしかしたらはじめて?まぁはじめてではないかもしれないですけど、そうは経験がありません。う〜ん、みなさんの顔が見えるので、しゃべりやすいようなしゃべりにくいような。やはりどうしても
「どわははは!」
とは笑われない人に注意力が集中します。
「なんとかして笑ってもらおう」
と思うのですが、ずっと「ふんわりとした笑顔」なだけです。う〜、きつい。いや、ほとんどの人は笑ってくださっているのですが、どうしてもその人だけは「笑顔」でおしまいです。
てことで、2時間後、敗北です。
まぁ100%なんてプロでも無理だろうと思うので、そんなことにこだわらなくてもいい気がするのですが、でもなぁ…。あ、90%ぐらいは達成していたから、ビールがうまいであろうことは確実ではあるわけですよ。それでよしとしましょうか。

とにかく休む!

朝、もうろうとしながらもお風呂に入って、ホテルをあとにします。身体を引きずるようにしながら家に帰って、とりあえず服を着替えて倒れます。
テレビをスイッチオン。
あとはひたすら横になっています。
やがて上の子どもが帰ってきて、ヤツもばたん。下の子どもが塾から帰ってきて、ヤツもバタン。パートナーも帰ってきて、昼ご飯。なんか、母親から本格インド料理の店のテイクアウトをおごってもらったとか。うまい!
で、昼ご飯を食べたらバタン。
思わず子どもに
「寝たきり父ちゃんやな」
とつぶやいたら、笑っていました。
てことで、ひたすら横になって、9時過ぎには布団の中へ。
まぁそれくらいでちょうど回復できるというものです。

で、全キリの皆さんと別れて

後ろ髪を引かれる思いで福島へ。もちろん、大阪の中にある福島です(笑)。ここで、なぜかゼロ島さんご合流。しばしふたりで呑んでいたら、さらに4人合流されてきました。まぁいちおうこれの打ちあわせなわけですが、あんまりそういう感じにもなりませんねぇ。なにせ、みなさん長い会議でお疲れ→解放→呑むわけで。
なんだかんだと呑んでいるうちに、「カラオケ!」とか言う声がかかって、もう一軒です。わたしは完全に帰るのはあきらめています。まぁはじめからわかっていましたけど(笑)。
で、さんざん歌って、とりあえず新大阪まで向かいます。前に漫喫で泊まったから、今日もそこにしようと思っていたら、いつのまにかホテルに収容されていました。すんませんすんません。

来年の夏へ向けて?

で、新幹線を降りたのは、なぜか新大阪。あぁ、あれに乗れば京都に行けるのに、まだまだ京都は遠いなぁ。
で、大阪駅近くの教会の会議室へ。ここで、全国キリスト教学校人権教育研究協議会の会議です。
ここは、トランスであるわたしをはじめて出せた場所でもあるし、そんなわたしを受け入れてくれた場所でもあります。なにがいいと言って、ジェンダーバランスがいい。というか、逆に崩れているかも。今日の会議は、♂1人で♀4人、その他1人(笑)です。でも、これくらいでちょうどバランスがとれるのかもしれません。いろいろ話は脱線して、そういう意味では「無駄な」会議をしているのですが、その無駄さが、結局合意をつくっていく上で大切なんでしょうね。
なんとなく、来年の夏、全キリのセミナーは関西でやることになったようです。さて、自分になにができるか考えよう。

なごみの半日

竹部さんも川口くんも、今日は仕事です。
それでも川口くんと出勤前のひとときを、家の前にあるデッキの上で風に吹かれながら、近況報告をしてすごします。
たぶん、川口くん、学童とかやるの、あっているんだと思う。学童に来ている子どもたちや保護者たちのことを語る時の目が優しいんですよね。大切な仲間というか、先輩もおられるみたいだし。恵まれてるなぁと思いました。それも、きっと川口くんの持ち味なんでしょうね。
そんなことを考えながら、やがて川口くんは出勤。
あとは、しぃちゃんと一緒に見損ねた「IS」を見ます。そうかぁ、こんな感じになるんだ。
にしても、春役の福田沙紀、かわいいなぁ。って、それかい!
やがてしぃちゃんもクラブに行ってしまって、わたしは留守番(笑)。しばしテレビを見ていたら、そのうち竹部さんが帰ってこられました。で、ふたりでリンパマッサージへ。いやぁ、気持ちいいです。
その後、山口市内へ行って昼ご飯を呑んで食べて、山口ともお別れです。
山口の皆さん、ほんとうにお世話になりましたm(_ _)m。

で、懇親会

川口くんの家で一休みしたあと、山口県同教の方々と懇親会。ここで、竹部さんの親友のKつらさんが炸裂です。この人、おもしろい!いや、前にお会いしたことはあったのですが、その時とはひと味違います。まぁ東京のそば屋では炸裂できませんよね。やっぱり地元っていいですね。
「結局は、校長になるのと事務局長になるのは同じことなのよ!」
は、名言として心に刻まれました(笑)。
まぁわたしはわたしでジェンダーの非対称性の話とか、いろいろ自分の考えていることを話をして、えらい盛りあがりました。
で、みんなべろべろになったところでお開き。
川口くんの家に行って、しばしビデオを見ていたのですが、気がついたら寝ていました。まぁしゃーないわな。

再会

朝起きて、朝食を食べたら移動開始です。
どうしようかと思ったけど、まぁ時間もあることなので、箱崎の駅から門司港行きの普通に乗ります。途中快速の乗り換えたものの、そのままダラダラと門司まで。ここから一駅だけ乗って下関へ。さらに広行きの普通に乗って、到着したのは宇部です。駅を出たところにいたのは川口泰司さんです。
最後に会ったのは2年くらい前かなぁ。川口さん、今は地元での活動に専念しておられるので、山口まで来ないとなかなか会えないんですよね。
とりあえず、再会の握手をがっちりやって、車に乗せてもらってお家に連れて行ってもらいます。ここでもうひとり久しぶりの竹部さんと再会。こちらもいつ以来だろう。でも、メールではしょっちゅうやりとりをしているんですよね。さらにもうひとり、お子さんのしぃちゃんです。こちらはもしかしたら前にあったのは小学校に入る前?玖伊屋への参加について言うなら、K田さんがお子様を連れてこられるまではしぃちゃんとN川さん@大阪のお子さんが最年少記録を持っていたという強者です。
とりあえず4人で昼ご飯を呑んで食べて、近くの隣保館に向かいます。
今日は山口県同教の学習会です。
ほんとうに今回の山口は「念願かなって」という気分です。九州に行く時、いつも新幹線で山口を素通りします。そのたびに
「あぁ、ここに竹部さんや川口くんがいるんだなぁ*1
と思うわけです。でも、ふだんは日程がタイト*2で、山口には来られませんでした。いや、本来会いに来るのは「自費」じゃないとダメだと思っています。そういう意味では、すでに人間として終わっている気もするのですが、まぁ終わっていますね^^;;。
というのはおいといて、川口くんの「地元」を訪ね、「仲間」と会いたいと、ずっと思っていたのです。
あらかじめ
「少ないよ〜」
と聞いていたのですが、なんのなんの。予想の倍くらいの人が来られました。みなさん、わたしの早口に面食らいながらも、だんだんとペースに慣れてこられたのか、徐々に固さもとれてきていい感じになってきました。
終わってからの質疑応答もたくさん出てきました。さらに、在日のオモニが自分の生い立ちと重ねながら感想を言ってくださったのですが、これがほんとうにうれしかった。
なんでも日本キリスト教団宇部?橋教会というのがあって、ここが本当に活発に社会活動をしておられるとか。感想を言ってくださった在日のオモニをはじめ、そこに通っておられる信徒の方々が、今日もたくさん参加されていたそうです。他にも竹部さんの関係では学校の保護者の方々も来ておられたということで、地域の中でがんばっておられることがよくわかりました。
結局閉館時間ギリギリまでいろんな立ち話をして、追い出されるように(笑)会場を出ました。うん、楽しかった!

*1:もちろん順番はこれ

*2:単にギリギリまで九州にいて遊んでいるという話もあるけど

場所がいい!

ホテルに帰って一休み。その後、懇親会の会場へ向かいます。足取りの軽さはもちろんビールに魅かれてではあるのですが、もうひとつはこれです。

鳥居の下からのぞくとこんな文字が

なんでも、筥崎宮で行われる「玉せせり」で「玉」が行き着く先が、この玉取恵比寿神社だとか。今日の懇親会は、この神社の隣にある店です。
いやぁ、場所の選択にセンスを感じます(笑)。
てことで、お店に入ると、ちゃんとヱビスビールの生があります。さすがです。
あとは、ランニングの話をしたり、なんじゃかんじゃ話をしながらおいしい料理とおいしいお酒をいただくわけで。

で、お店を出て
「もう少し呑みたいね」
みたいな話をしていると、向こうに屋台が。「花山」です。そう言えば、前も来たな。
ここでさらにワインのボトルを開けながら、串の肉をつまみます。もう、なにを話していたかわかりませんが、妙に熱く語っていました。そんなこんなで、福岡の若手教員の東九条合宿の話が、なんとなく決まってしまいました。まぁ、合宿の日は、また←の告知のところに書きますので、みなさんいらしてください*1
最後においしいラーメンで締めて、長い長い一日が終了です。

*1:って、誰か来るのか?

ハードルの高低

ちなみにその「久しぶりに聞いてくださった方」は、地区別学習会の時にお世話になった方でした。
その方、歩く時にちょっと足を引きずっておられたので、車で一緒になった時にそんな話をしていたんですよね。で、その方が
「実は小さい頃小児マヒで」
と言われた時に、わたしのリアクションが
「出た(笑)」
だったそうな。その時その方は
「なんじゃこいつ!」
と思われたとか。まぁそりゃそうでしょう。
でもねぇ。
いろんな人がいろんな自分のしんどさをかかえておられるんですよね。そんなしんどさに、ふと出会えた時、すごくうれしいんですよね。だって、その人にしても「小児マヒ」だけで終わるわけじゃなくて、そのことに付随していろんなことがあるわけです。その「いろんなこと」を話すことがすごく大切なんだと思います。そして、その「話し相手」に選んでもらえたことがすごくうれしいんです。その喜びの表現が
「出た」
っていうのは、かなり悪趣味ではあると思いますが(笑)。

そうかぁ、なくなったのかぁ

で、会場へ。かなりさまよい歩いたのですが、会場はラーメン屋さんのすぐ近くでした(笑)。
今回、福教組のお座敷ですが、実は7年くらい前に一度呼んでいただいています。その頃は「地区別学習会」ということで、福岡県を4つの地区にわけて、2人の講師が2年がかりでその4つをまわることになっていました。で、もうひとりの講師が誰だったかというと、これが池上千寿子さんでして、もう、完全に舞いあがってしまっていましたよ。
ところが、この地区別学習会が今年度からなくなって、博多市内で定例学習会をすることになったとか。
たぶんいろいろあったんでしょうね。でも、逆に言うならいろんな地域の人たちが集まってくるという意味では、それはそれで意味があることなのかもしれません。今日も100人以上入りそうな会場が満席です。すごいです。

福岡の皆さんはよく笑ってくださるのはわかっていたのですが、それでもはじめに「協力のお願い」からスタートです。なかにはポカンとしている方もおられますが、そのあたりのことを「わかっている」方もおられるわけで、徐々に協力体制が全体にまわります。そうなると、あとはしめたものでして。
気がつくと2時間、きっちりしゃべりたくってしまっていました。
終わってから久しぶりに聞いてくださった方に、
「話、一緒だったでしょ?」
というと、
「新しいネタもちょっとは入ってた」
ということだったので、ちょっと安心しました(笑)。