病院巡り・T井

今日はずいぶんとペースが速いです。
4時ごろにT井に到着。待合室に行くと…。
なんやねん、このメンバー!知ってる人ばっかりやん。しかも、病室から出てきたのも知ってる人。後から来た2人も知ってる人。みんな「まんまるの会」のメンバーですがな。ひどい話や…(笑)。
でも、3年前には考えられなかったよなぁ。待合室でダラダラ話をしているなんて…。つくづく「まんまるの会」をやってよかったと思いましたよ。本の続きは読めなかったけど(笑)。
で、O田さんとご対面。
O田さん「あの、お願いなんですが」
わたし「はい、どうぞ」
O田さん「MMPI、やっていただけませんでしょうか」
わたし「いいですよ」
O田さん「実はですね、ホルモン投与前と投与後の比較をしたいんです」
わたし「いいですけど、変化あるかなぁ…」
まぁ、2004年2月のことですから4年も前です。いろいろあったから、変化はあるでしょうが…。
たぶんそれって、ホルモンによるものじゃないですね。それ以上に、家族との関係や職場でのこと、さらにはいろいろな人との出会いなど、社会的な要因の方がはるかに大きいです。もちろん、そうした関係がつくれるようになった中に、あるいはホルモンの影響はあるかもしれません。でも、あくまでも直接の関係というよりも、間接的な関係だと思います。
まぁ考えてみれば、SRSもそういうもんだと思うんですよね。あるFTMの友だちが言ってました。
「SRSなんて趣味だと思わないとやっていけない」
たぶんそうなんでしょうね。SRSをしてもしなくても十分に社会生活ができる。でも、自分の身体との折りあいはそういう問題ではない。だからこそ、やる必要がある。その友だちが言っていたのは、そういうことなのかな。
そういえば、昨今タイへのルートをアクセスしやすくしようとする動きがあるみたいですけど、そこへの懸念みたいなものもありますね。
かつてだったら、いろんな人をたどり、つてをたどってようやく到達をした。逆に言えば、SRSをするためには、そういう「人をたどる」「つてをたどる」スキルを必要としたわけです。これは、和田さんも言っておられたことのようです。必ず紹介状を必要としたのは、「そういうスキルを持つ人じゃないとできない」ということだったようです。
ところが、そういうスキルなしでできるとしたら…。
なんか自分の中でそうとう矛盾しているのはわかるのですが…。まぁ、おいておくことにします。

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