3人会

午後、大阪市内で3人会がありました。
ひとりは、この人、もうひとりはこの人、そしてもうひとりがわたし…。
このメンバーを聞いた人は、だれもが「なんじゃ、こりゃぁ!」と叫びます。てか、わたしも他のお二人の名前を聞いた瞬間「なんじゃ、こりゃぁ!」と叫びましたから。
さて、三々五々控え室に集まって、最後の打ちあわせ。コーディネーター役*1のK口くんから「一人あたりの持ち時間という考え方は、なしということで」と、早くもトークセッションならぬトークバトルになりそうな予感。
で、いよいよ本番です。まずは、ビデオの上映。なかなかよくできているビデオだと思います。あちこちに「気づき」の場面がつくられているんですよね。それを盛りだくさんと考えるのか、「仕掛け」と考えるのかは評価のわかれるところですが^^;;。
で、トークセッションの開始。
まずは、自己紹介→ビデオの感想という打ちあわせだったのが、早くもコーディネーター自らがうちくだいています。どないすんねん^^;;
と、Kヮンミンさんが見事に軌道修正。さすが…。しかも、ガンガンガンと話をした後、「ということで、まとめをさせていただきました」など細かく笑いをとってきます。すごいなぁ…。わたしはというと、「タイムテーブルとちがうからタイムテーブルにもどすと」と前フリを入れながらのトーク
とりあえず、三者三様のネタをふりながら、前半の50分間はあっという間に終了です。
後半は90分間のフリートーク
まずは、Kヮンミンさんから「自分が影響を受けたのは、水平社宣言と”Black is beautifule”という言葉」という、火に油を注ぐような発言が出てきました。当然、水平社宣言に足がはえているK口くんが得意技を披露します。
それにしても、このあたりはきびしいです。なにしろ、「わたしたち」にはそういう運動的な蓄積はほとんどです。さらに言うならば、「階級的」「階層的」に低位に置かれるという共通の体験もありません*2
で、わたしからの返し。「こういう話になるとつらいんですよね。セクシュアルマイノリティ全体を俯瞰するような運動はないし、蓄積もない。もちろん、個々闘ってきた大先輩達はいます。たとえば、それはカルーセル麻紀さんであったり、東郷健さんであったり」。と、ここで局地的に「あひゃひゃ!」と大爆笑している人がいます(笑)。
で、このあたりから、それぞれのおかれている現状についての話。Kヮンミンさんは、あいかわらず大状況の話からはじめて、最後は「と、まとめてみました」と細かくウケをとってきます。K口くんは「「個人的なことは社会的なこと」と言いますから、わたしは個人的なことを」といつものペースに入っていきます。わたしは…。まぁ、特例法の光と陰のあたりですか。
てなことをやっていると、あっという間に90分が過ぎました。

3人会が終わった後、フロアの知りあいのところに遊びに行って無駄口を叩いていると*3、「あの、また機会があったら話を聞きたいんですが…」という方が来られました。う〜ん、物好きというかなんというか…。光栄ですが\(^o^)/。
てことで、こんなイベントがあるのを紹介したりしていました。

でもまぁ、異種格闘技戦、充分楽しませてもらいました。

*1:この人をコーディネーターにしないと暴走するという配慮らしいです(笑)

*2:「構造的に個々にはあり得るけれども」という意味です

*3:あきませんやん、こんなところで缶コーヒー呑んでたら、みたいな

3人会” に2件のコメントがあります

  1.  異種格闘技、どんどんやったらいいやんと日ごろから思っています。ただ、この3人って微妙に共通の基盤がいくつもあったりしますよね〜?(^^;) だからいけないんでもないし、おもしろくないわけでもないのを知ってるので、読んでみたいですが。

     なかなか越えられない「異種」をどう考えるか・・・。脳内でいくら越えてててもね、と思うこのごろ。(あ、完全なひとり言です。これ)

  2. たしかに「異種」ではあるけど、それぞれがやっているところって、完全にクロスしています。なので、実際には「異種」ではないのかも…。
    というか、独り言やけど「トランスだけは他の人はクロスしていない」みたいな…。

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