いいことがあった?

わたしがたまに行く鶏屋さんで、午前中しか営業をしていない店があります。ここの鶏、すごくおいしいです。この間買った胸肉なんざ、刺身で食べられました。その割に、値段も安いです。つっても、スーパーで買うブロイラーよりは高いですけどね…。

そうそう、値段といえば…
ある酒屋さんが「酸化防止剤を入れていなくて、750mlが一本1000円しないというワインは、「原価がどうなってるんやろう…」って、いつも考えるんや」って言っていました。
つまり、ワインって、ブドウを収穫する家庭でどうしても実が酸化してしまいます。それを防ぐために、酸化防止剤は昔から入れているそうな。それを省くということは、ものすごくコストがかかるはずなんですって。そこに、ビンの原価とか輸送コストとかいろんな原価を上乗せしていくと、どうしても計算ができなくなってくるそうな。
「いや、そのワインが悪いとかそういうことじゃないんですよ。ただ、わからないんやわ」
なるほどなぁ…。

で、鶏の話。
まぁぶっちゃけ、もも肉が100g100円、胸肉が100g70円という、ものすごくわかりやすい値段なんですよ。で、いつも、もも肉と胸肉を1kgずつ買っています。ところが、いつも計算があわないんです。
今日は、もも肉胸肉を1kgずつ頼みました。もも肉のグラム数を見ると、1200gと針しています。胸肉は1kgでした。さらに、100g100円の地鶏を500g買いました。で、合計いくらになったかというと
「う〜ん、ちょうど2000円!」
あいません(笑)。
さらに、
「唐揚げおまけしておくわ!」
「いつもありがとう!おじちゃん!ここの鶏、ホンマおいしいし」
「また来てや!」
「ハイ!」
いいことがあった希ガス(笑)。

いいことがあった?” に8件のコメントがあります

  1. ご無沙汰しています。

    そんなことしてちゃ今にそのお店潰れますよ。いつきさん、数学の先生なら手遅れになる前に何か教えた方がいいんでないですか?
    まあ、庶民にはありがたい店だけども、潰れちゃどうしようもないですもん。
    関係ないですが、わたしの本拠地のリンクには高校の英語の先生のサイトもあったりします(笑)。貼った当時なにしてたかの証明ですね(笑)。

  2. > ただ、わからないんやわ

     先日どっかのワインマンガで「加熱してしまえば酸化防止剤を入れなくて済むようになる。で、コストが下がる。でも味もグンと下がるので、超安ワインにしか使えない手法」とかナントカ読んだような気も…
     あまり自信がないので、話10分の1くらいで聞いて下さい。

  3. 鶏肉はやはりもも肉にかぎりますね〜!
    いつきさんの料理の腕前は流石!!です!
    また食べさてね!

  4. たしかにもも肉がおいしいです。だから、明日の玖伊屋は「胸肉祭り」にしようかと(笑)。

  5. > あまり自信がないので、話10分の1くらいで聞いて

     さっきついでがあったので検索したら。やっぱ「熱処理と強度の濾過をすると酸化防止剤を入れなくてもある程度は保つ。でも味は極端に落ちるし熟成もまったくしなくなる。激安ワイン限定の手法」ということみたいですね。
     「酸化防止剤を入れず、かつ熱処理をしないワインもあるけど、極めて劣化しやすいので冷蔵必須、かつ早めに飲むこと」ともありました。
     その酒屋さんが想定しておられたのは、後者のタイプで、安く売られている酸化防止剤無添加ワインは前者のタイプなんでしょう。

  6. なるほど…。熱処理と強度の濾過ねぇ。そりゃ、味は極端に落ちるでしょうね。
    その酒屋さんが困っておられたのは、「いいものをつくろうとしているのに、必要以上に安い」という、前者と後者が入り交じったものが目の前にあったからなんだと思うんですよ。

  7. > その酒屋さんが困っておられたのは

    なるほど。でも、勉強してない一般人が困るのは分かるけど、酒屋さんだったら自分で解説のポップ作って貼って売れば良いような気も…

    熱処理ワインだって、一般家庭でフォンデュしたりワイン煮込みしたり、鼻が馬鹿になってて飲み物の香りがワカンナイ樹村みたいな香具師を酔わせるには充分なんだし(私がワインを飲む時は、たいていご近所で売ってるボトル300円台のモノす)。それはそれであっても良いような。

ituki へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です