「普通」ということ

きのうの晩、あるトランスの友だち(Aさん)から「自分は普通というアイデンティティ(も)持っています」というメールが来ました。これ、
***
Aさん
「『ドラグァ・クィーンと一緒にされたくない。』とか、『同性愛とGIDは違う』等のセリフ聞いてると、GIDというアィデンティは何なのか・・・・ですね。(苦笑)」
わたし
「う〜ん。でも、同性愛者の中にも「わたしたちは、性的指向が違うだけで、それ以外は「普通の」人」みたいな人もいるじゃないですか」
***
というやりとりの中から出てきた話なんですけど…。
このことを考えていて、ハタと気がついたことがあったんですよね。「普通」という言葉には2種類の使い方があるんじゃないか。
1、既存の「普通」に自分をおしこむニュアンス
2、既存の「普通」の意味を自分も含まれるように拡大していくニュアンス
たぶん、Aさんは2の用法で言ったんだろうなぁと。
まぁただそれだけのことなんですけど…。でも、きっと自分は「普通」とは言わないだろうなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です