他のカテゴリーがなかったから趣味

で、こんな日にしか見ることができないので、ようやく「パッチギ!」を借りてきて見ることができました。ストーリーだけを追うと、客観的に見ると、とても簡単なラブストーリーだし、ラストも「へ?」みたいな感じがあります。でも、笑い転げながら涙が出ていたり、妙なところに心が動いたり。終わると「終わっちゃった」という感じでした。
なんというか…。いま自分が住んでいる街、それも自分のテリトリーの九条近辺が舞台になっているというのは、とても不思議な感じです。主人公が川に飛び込んだのは、「潤(ユン)の街」を意識しているんじゃないかなぁ。「川(鴨川*1)」がふたりを分け隔てているんですけど、「橋のない川」じゃなかったりするんですね。その橋が、高橋の下の橋なんだなぁ。また東九条自主フィールドワークでのネタがひとつ増えました。オープニングは哲学の道で、ラストは出町の三角州。たまりません。
キャラも立っていましたね。看護婦さんも、さりげなく名札に「鄭」って書いてあって主張してます。メッチャステレオタイプだけど、「いるいる、こーゆー人!」という感じ。キョンジャの「朝鮮人になってくれる?」に対する「…」という答えからの数年のラストシーンもよかったかな。でも、なんと言っても円山公園の宴会と「堤防の街」の葬式の対比がよかったかなぁ。なまじわたしも朝鮮人社会とか部落に近寄ったことのある(近寄っている?)人間だから、あの招き入れる感じと拒否する感じが同居しているの、よくわかります。でも、キョンジャ(三世だよね)だって、一世の経験はしていないんですよね。おそらく、そういう意味では「橋」的存在なんだろうなぁ。
それから、なんといっても全編にフォークが根づいている。あれもいいですね。京都って、やっぱりフォークの街なんだなぁと思いました。てか、もっというと、雑多であることかなぁ。
う〜ん、次は「血と骨」か…。あれはきついな(笑)。

*1:ここは鴨川ね・笑

完全休養日・2日目

2日目ですが、実質最終日です。はぁ…。
とりあえず、一日の最初にできることは寝坊です。なので、いつもの通り6時に一度目が醒めたのですが、待望の2度寝。で、次に起きると9時半頃。汗をかいていたのはご愛敬です。ふとんの中で日記の更新なんかをして、あとは、一日ダラダラしようっと。